防護柵の基礎ブロック|ガードレール基礎
自在R連続基礎
製品概要
自在R連続基礎は、仮設ガードレールの単独基礎(サイコロ状、H鋼など)や、防護柵の現場打ち連続基礎をプレキャスト製品化した防護柵用コンクリート基礎です。連続使用によって安定計算が可能になり高い安全性を得ることができます。
正面衝突事故が頻発していた場所に自在R連続基礎で中央分離帯を設置した結果、事故はなくなり、設置の際もわずかの規制で済みました。
歩行者や車はもちろん、常に「作業中、もし車が突っ込んできたら…」という不安をかかえている現場作業者の安全を考えると、例え工事中の仮置きであっても、基礎を含めた防護柵の役割はとても重要です。
NETIS登録番号CB-050040-VE(掲載期限満了)
特長
- 自在R連続基礎の使用で工期が短縮され、防護柵設置時の規制による渋滞も緩和されます。
- 支柱が規定の長さを打ち込めない場合や、置き式防護柵の衝突荷重・風荷重の安定計算を必要とする場合にも効果的です。
- 車両衝突時の安全を考慮した基礎
- 日本全国で生産、即対応
置き式でも安定計算を可能に!
サイコロ状ブロックは基礎が独立しているので、安定計算の根拠付けが困難です。
独立式では危険です
万が一衝突したときに、ガードレールの移動距離が大きくなり、車両用防護柵としての目的を満足できません。
自在R連続基礎を使用した
連続基礎式置き式ガードレール
基礎が連続しているので、安定計算の根拠とすることができます。
防護柵の設置基準が平成20年1月に改定され、橋梁部における車両用防護柵に関する記述が改正されました。
種別 | 品名 | 安定延長 |
B種 | A型 630×450 | 14m |
B種 | B型 400×450 | 33m |
C種 | A型 630×450 | 15m |
C種 | B型 400×450 | 34m |
やじろべぇ金具により支柱簡単施工
やじろべぇ金具を支柱に取り付けて、製品にあらかじめ設けてある切り込み溝に差し込むだけで、
簡単に支柱の位置を決めることができます。
施工写真
<置き式>
<本設>
おすすめの使用用途
通学路、歩道、高速道路の安全対策&災害対策
- 支柱の根入が取れない
- 支柱打ち込みの音が苦情になるのでは?
- 地下埋設物があり支柱が打ち込めない
- 工事中に支柱が打ち込めないことが分かったが工期がない
- 仮設ガードレールでは不安
- 夜間工事で朝には開通しないといけない
関連リンク
東北・北関東のコンクリート製品は、坂内セメント工業所へ
交差点用 自在R連続基礎
製品概要
自在R連続基礎【交差点タイプ】は、交差点部の防護柵設置用基礎ブロックです。
直線はもちろん、カーブも自在に対応するプレキャスト連続基礎です。
土被りが浅く、短延長でも安全な防護柵の設置が可能です。
特長
- 基礎断面(幅)を大きくすることで、短延長(5m)での安全確保を実現します。
- 基礎高300mm。支柱建込穴を補強し、根入250mmで安全を確保します。
- 上下組合せ+ボルト締結のみの容易な施工で工期短縮を実現します。
- 歩道部は天端高を80mm下げており、舗装・インターロッキングの施工が可能。景観に配慮し道路の見た目を圧迫しません。
ラインナップ
<置き式>
【基本】
交差点タイプ
L=2.0m/1.5m/1.25m
【端部A】
交差点タイプ
L=2.0m/1.5m/1.25m
【端部B】
交差点タイプ
L=2.0m/1.5m/1.25m
基礎ブロックの組み合わせ
3種類の長さの基礎ブロックを組み合わせることで、現場条件に合った支柱間隔を実現します。
組み合わせ | 支柱間隔 | |
1 | L=2.0+L=2.0 | 2.0m【ガードパイプ標準間隔】 |
2 | L=2.0+L=1.5 | 1.75m |
3 | L=2.0+L=1.25 | 1.625m |
4 | L=1.5+L=1.5 | 1.5m |
5 | L=1.5+L=1.25 | 1.375m |
6 | L=1.25+L=1.25 | 1.25m |
施工写真
おすすめの使用用途
交差点の安全対策
- 工期を短縮したい
- 地下埋設物があり支柱が打ち込めない
- 交差点部の安全対策をしないといけない
関連リンク
東北・北関東のコンクリート製品は、坂内セメント工業所へ
路肩用自在R連続基礎「RS基礎」
製品概要
路肩に特化した自在R連続基礎シリーズです。
NETIS登録番号CB-050040-VE(掲載期限満了)
特長
- ボルト連結構造は生コン等が不要で、即日埋め戻しが可能!!従来工法より大幅な工期短縮が可能となります。
- チェーンのように自在にカーブに対応。底版の斜切り不要で外Rは最小10Rまで対応。
- 縦断勾配は最大10%まで対応。
- やじろべぇ式支柱建込み工法により、防護柵の施工性が向上します。
- 現場打ち基礎に比べ工期が約1/3です。
基礎ブロックの組み合わせ
3種類の長さの基礎ブロックを組み合わせることで、現場条件に合った支柱間隔を実現します。
種別 | 衝突荷重(KN) | 連続延長 |
B種 C種 | 30 | 10m【ガードパイプ標準間隔】 |
A種 | 50 | 16m |
※補強土壁上等に設置する場合、擁壁に併設して設置する場合には別途検討が必要となりますのでお問い合わせください
製品図および寸法
施工写真
おすすめの使用用途
路肩の安全対策
- 路肩に安全な防護柵をつけないといけない
関連リンク
東北・北関東のコンクリート製品は、坂内セメント工業所へ
施工実績 【大玉小学校通学路安全対策工事(福島県大玉村役場発注)】
Before
After
Before
After