製造スタッフ、営業スタッフがエコベースを組み立てた結果…
【エコベースを製造している工場長、エコベースを販売している営業担当が実際に施工】
~はたして彼らは現場で役にたつのか?~
東北大学で耐震実験を行った経験を基に、我々が考える「安全な基礎施工」を行いました。
ご参考いただけたら幸いです。
<施工時間>
前の基礎解体 9:50~
エコベース組立作業(地盤整地から片付けまで) 11:00~12:50
目次
- 地盤整地
- 捨てコンクリート
- 水平調整
- 地中抵抗アンカー打ち込み
- 組み立て完成
1.地盤整地
基礎施工で最も重要と考えている作業です。
ここをおろそかにしてはエコベースも何もありません。
沈み込まなくなるまでしっかり突き固めました。
明日はペンすら持てなくなる?大丈夫??
2.捨てコンクリート
「エコベース組み立ててすぐエコキュート載せていいの?」
大丈夫です!
捨てコンクリートは水を入れすぎないのがポイント。
ぎゅっと握って泥団子ができる程度の水で練り混ぜます。
3.水平調整
少なめの水で練った捨てコンクリートを沈み込まなくなるまで突き固めます。
それからまっすぐな長いものを使って削りながら水平を調整します。
これがサクっと決まると“ちょー気持ちイイー♪”
4.地中抵抗アンカー打ち込み
地盤整地は全ての基礎工事のかなめ。地中抵抗アンカー打ち込みはエコベースのかなめ。全長1mのM10全ネジボルトをハンマーで打ち込みながら無収縮モルタルを絡めます。
「こんなの入るの?」
「入るんです」
私達はペットボトルを切って飲み口の方をろうとにして無収縮モルタルを流し込みます。
アンカーはぐりぐり大きく円を描いて時々上下させ、モルタルが良く絡むようにしましょう。
ハンマーを持つ手がプルプル)))
今晩の晩酌はグラス持てないからストローで飲むか笑
5.組み立て完成
地中抵抗アンカーの打ち込みが終わればもう9割完成。下部ブロックと上部ブロックの連結位置に付属のボルトを立ち上げ、エコキュートに合わせた配列で上部ブロックを置きます。
ブロックの配列は各メーカーさん、各機種によって違っていますので、フィッティング図面をご参照下さい。
上下部ブロックは19mmのボックスレンチで締めます。
あとは、施工する際エコベースに上ってついた足跡や、はみ出したモルタルをきれいに掃除して見た目をきれいにして完成です!