雑草対策関連
防草ブロック【特許第3698265号】
特長
- 肩掛け式草刈機による人的作業や、新設、既設も含め防草材(シール、テープ、その他資材)の施工が不要に!
- 環境負荷の少ない技術です

中央分離帯

ベース付歩車道境界ブロック

歩車境界ブロック

評価される防草技術と取り組み
防草製品とその技術は、道路二次製品として「次世代製品・環境製品・長寿命化技術」であることを、日本を代表する大学、研究機関、自治体関係者、国土と環境分野の多くの有識者から審査・評価されております。
そして、強靭な国づくりに資する活動に、技術製品開発に取り組む「先進的な団体」として業界唯一の称号を得ております。

※JICE/CDIT、MLIT、九都県市のきらりと光る産業技術は主催社の略称を表記しておりコンテスト受賞ロゴとは関係ありません。
2024年 | 第15回 九都県市のきらりと光る産業技術 表彰 |
2019年 | 第5回 ジャパン・レジリエンス・アワード2019 最優秀賞 |
2018年 | 第2回 インフラメンテナンス大賞 優秀賞 |
2017年 |
第61回 グッドデザイン賞・ベスト100 防草ブロックと防草エレファンドレンは、2017年度「グッドデザイン賞」を受賞しました。 また、全受賞対象のなかでも「明日を切り拓く力をもったデザイン」「未来を示唆するデザイン」として、特に高い評価を得て「 BEST100」にも選出されました。 全国防草ブロック工業会ホームページより(外部リンク) ![]() |
2016年 |
第13回 エコプロダクツ大賞 審査委員長特別賞(奨励賞) 第41回 発明大賞 第12回 愛知環境賞 |
2014年 | 第16回 国土技術開発賞 入賞 |
2013年 | 第40回 環境賞 優良賞 |

施工手順

施工留意点

ラインナップ

歩車道境界
(片面・片側上)

歩車道境界
(片面・片側下)

歩車道境界
(片面・両側)

歩車道境界
(両面・両側)

歩車道境界
(両面・片側)

歩車道境界
(ベース付き両面・両側)

歩車道境界
(ベース付き片面・両側)

基礎付センターブロック
(ベース付き両面・両側)

L型側溝(両側)

落蓋型側溝
後付け用防草プレート
エレファンドレン寸法表

施工写真

1.施工前

2.防草ブロック布設

3.防草タイト設置

4.生コンクリート打設

5.仕上げ

6.完成
おすすめの使用用途
道路、中央分離帯、歩道、通学路の安全対策
- 背の高い雑草で視界が悪く危険
- 草刈り作業の渋滞が困る、追突事故につながる
- 草刈りの時飛び石で事故が起こる
- 雑草にヘビやハチなどの危険生物がいるかも?
新設道路、通学路の雑草対策
- 雑草の苦情が多い
- 高齢化で草刈りができる人が少なくなっている
- 草刈り時の飛び石で事故がある
- 中央分離帯の草刈りが危険
- 雑草が多いとゴミが捨てられる
- 除草剤が使えない場所で困っている
- 毎年同じ箇所の草刈りが必要
関連リンク
【全国防草ブロック工業会】HPはこちら>
(外部サイト※別窓が開きます)
関連動画
東北・北関東のコンクリート製品は、坂内セメント工業所へ
目地フォーム
製品概要
歩車道境界ブロックの目地材です。
素材は架橋オレフィン系スポンジ(非吸水性)で片面が粘着面になっており、剥離紙をはがして貼るだけです。

特長
- 仕上がりが均一
- 充填不良なし
- 面倒な目地詰め作業がほんの数分で終了
- 目地部の洗浄・清掃・養生が不要
- 目地詰めと縁石設置作業が同時に完了
- 大きさや形状に左右されない作業時間
- 時間短縮・コスト削減
- 地震やコンクリートの伸縮などのひずみに強い!割れない!
- 凍結防止剤(塩化ナトリウム)、融雪剤(塩化カルシウム)に優れた耐性
製品


詳細

特長

従来工法との比較~縁石の目地詰め作業~

施工性比較・施工例

対応ブロック一覧
施工写真

従来の目地材

目地フォーム
東北・北関東のコンクリート製品は、坂内セメント工業所へ
防草タイト
製品概要
防草機能を備えたコンクリート舗装用目地板です。

防草タイト詳細




東北・北関東のコンクリート製品は、坂内セメント工業所へ
防草カッター工法
製品概要
道路の構造物や構築物がつくる目地部へ
専用ブレードで「防草目地構築」
植物の成長メカニズムを利用する防草技術で次世代型の道路インフラデザインを実現します。
環境を配慮した技術と製品は、人と社会と未来を守る時代に適した一つの解決策と考えることができます。
日本の「国土」と「環境」各分野を代表する有識者から評価を得た本防草カッター工法は「次世代へ繋がる道路維持メンテナンス」として強靭化対策技術です。
特許意匠登録工法

施工写真
既存の現場への防草対策工法です。現場に合わせ4種類の工法をご提案いたします。

TYPE A

TYPE B

TYPE C

TYPE D
説明図(既設対応の防草対策について)

防草研究会 特許意匠登録工法

断面 W :
特殊カッター機械で2枚刃で
1切断工程にての断面

断面 X :
斜めカッター機械により
2切断工程にての断面

断面 U :
特殊カッター機械や
通常カッター機械で1枚刃
により1切断工程にての断面

断面 V :
斜めカッター機械により
2切断工程にての断面
※斜め切の直進性を上げる為にまずは
垂直に入れて切断
関連リンク
東北・北関東のコンクリート製品は、坂内セメント工業所へ
施工実績

Before 2015年9月28日
福島県鏡石舗装工事(国土交通省安積維持出張所)

After 2020年8月21日
Before 2012年12月28日
新4号氏家矢板BP舗装工事(国土交通省宇都宮土木事務所)

After 2022年1月8日
防草技術に対するコメント
名古屋大学 生物機能開発利用研究センター
北野 英己 教授
この度開発されました、路肩と舗装面に生じる目地に関する防草工法についてコメントさせて頂きます。
植物の芽は太陽に向かって成長する性質が有ります。これを「正の屈光性」と呼んでいますが、根はこれとは逆に光の向きとは逆の方向に進む性質「負の屈光性」 が有ります。また、根には重力を感知し地面の中へ伸びようとする性質「屈地性」 も有ります。植物にはこのような性質が備わっているために、地下部で根が成長して養水分を吸収し、地上部では植物体が光合成を行って大きく育つことができます。
路肩に発生する雑草の種類は双子葉、単子葉、草本、木本、一年生から多年生に至るまで極めて多種多様であり、種類によって要求する養水分の量や成長を可能とする目地の隙間の幅や深さが大きく異なります。今回開発、採用されている防草工法は、これらの全ての植物が持っている共通の性質に着目し、構造物の境界面を工夫し、屈光性や屈地性によって芽や根が伸びるのを防ぐ、極めて合理的な技術として注目されます。
雑草の種子は、作物に比べて休眠性が強く、地中に埋った状態でも長期間にわたり発芽能力を維持することができます。また、雑草の中には地中深く発芽し、光が届かない状態でも胚軸や茎葉部を伸長させることにより地表に芽を出すことができます。しかし、限界を超えた深さや地表に芽を出すまでに障害物があると光が当らない状態が長期間続くことにより、体内の養分を使い果たしてやがて枯死してしまいます。今回開発された防草工法は、楔型の物理的障壁面を水平から下向きに傾けることにより、下から伸びてきた雑草の芽を本来の伸長方向とは逆方向に誘導するような構造にすることにより芽が地上へ出るのを防いでいます。一方、目地の表面近くで発芽した雑草は、楔型障壁の最下部に根が到達しても今度は本来とは逆向きに伸長しなければ土中に到達できないことから、養水分が供給されていても根の成長が極力抑制されるので目地に侵入した雑草の成長も抑制できる構造になっています。
以上のように、本防草工法は、屈光性、屈地性といった植物の持つ基本的性質を利用した環境負荷の極めて小さい技術でありながら、施工による除草経費の軽減や道路の美観の維持といった大きな効果が期待できるという点で、極めて優れた技術として評価に値すると考えられます。